「花野辺の収穫野菜」
2012年7月9日
昨日はレタス類、ラディッシュを収穫しました。
(写真左から:「ラディッシュ」、「ロメインレタス(ひだが少ないもの)」、「リーフレタス」、「サニーレタス」、「玉レタス」)
【レタス】について
■生産量:
長野県は「レタス生産量」全国1位。、そして八ヶ岳は夏秋レタスの収穫量は『日本一』!
■生産地の特徴:
レタスは、たっぷりの陽光を好む一方、夏の暑さや湿気にとても弱い野菜。
■レタスのストレス:
レタスは気温が25度以上になると非常にストレスを感じる野菜。
野辺山のレタスは土も良いので大きく立派です。(野辺山は人の数より牛の数が多いので良い堆肥と良い土が出来ます)
平野部での栽培は難しいそうですが、八ヶ岳の冷涼な高原は、昼夜の寒暖差が大きく、高原特有の霧や、千曲川源流の豊かな水など、美味しいレタスができる自然条件に恵まれています。
また1年間のなかで1番日射量が多い時期に栽培できるため、ここのレタスは素直に葉が伸び、みずみずしくシャキシャキとした歯ざわりと、野辺山高原の恵まれた気候で野菜の糖度が増し、やわらかくておいしいといわれる理由だそうです。
【ロメインレタス】について
最近お馴染みになってきました『ロメインレタス』のご紹介です。
■名前の由来:
ローマ時代に多く利用されていたことから、ロメイン(ローマの)といわれる。エーゲ海のコス島の原産で、別名「コスレタス」とも言われています。
■品種:
300種程(ヨーロッパでは多くの品種が存在)
■形:
ラグビーボール状の珍しい形のレタス。
■栄養価
「ビタミンC」(玉レタスの2倍程度)・・・・肌や皮膚を若々しく保つ美容効果。・風邪を予防する効果
「β-カロチン」(玉レタスの3倍程度)・・・・体の老化やがんを防ぐ働き。・免疫力を活性化するため、風邪を予防する効果の期待。・目や皮膚を健康に保つ働き
「ポリフェノール」(玉レタスの3倍程度)・・・・疲労回復などの効果、栄養価の面でも評価されています。
「食物繊維」・・・・大腸がんやコレステロールの吸収を防ぐ働き(食道・胃・十二指腸内で完全に消化・分解されず、小腸・大腸に到達し、水を吸収して何十倍にも体積が膨れ上がり、膨らんだ食物繊維は、腸を刺激し、動きを活発にして腸内の掃除をする。)。
「他」・・・・葉緑素は口内炎や肌荒れの効果。また鎮静・催眠効果が期待できるそうです。
■魅力:
お料理の用途の広さ!
パリパリのサラダはもちろん、肉厚の葉は炒め物にしてもシヤキシャキと甘みが出て適しています。またサンドイッチもパリパリ食感が失われず美味しく頂けます。
スーパーではあまり見かけませんが、最近皆様の身近な存在なのが『シーザーサラダ』です。このロメインレタスが使われています。
イタリア料理等でも多く使われ、欠かせない存在だそうです。
栄養満点。レタスも中々奥深いもんです。
そんな美味しいレタスをご自分で作るれるのも花野辺ガーデンビレッジ特徴です。
是非野辺山で栽培してみてはいかがでしょうか?