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花野辺 冬の楽しみ

2012年12月27日


夏から秋に穫れた野菜で冬のあったか料理をご紹介します。

保存性の高いかぼちゃ、じゃがいもを使った冬のレシピ。

今回はイタリアの郷土料理、ニョッキ。

収穫した野菜が一年中楽しめるのも花野辺暮らしの魅力です。

Wikipediaによるとニョッキは古代ローマの時代から作られてきた古い料理とのこと。

「ニョッキ」は複数形、単数形は「ニョッコ」 、なんかかわいいですね。

<ニョッキ トマトソース レシピ>

■材料:

○かぼちゃ(白皮栗カボチャ)

皮の色が白く、やや大きい西洋かぼちゃ。 果肉は粉質で黄色みもやや薄いですが、

加熱するとホクホクになり、甘みもあります。保存性も非常にいい種類。

白皮栗カボチャ

○じゃがいも(男爵)

メークインとならぶジャガイモの代表格。

煮崩れしやすいのですがホクホクと美味しく、粉ふきいもやマッシュポテト、サラダ、

コロッケなどにむいています。

野辺山のジャガイモ畑は夏になると淡紫の花で彩られます。
じゃがいも(男爵)

○トマト(あいこ、夏の間たくさん穫れたものを冷凍保存)

トマトは夏、太陽に光いっぱいの野辺山でたっぷりと採れます。生で食べるのが一番ですが、

花野辺では大きめのストッカーに洗ったトマトをビニールに入れてそのまま冷凍。

冬の薪ストーブでコトコト煮るのが定番です。
トマト
その他

○バジルソース(夏に穫れたバジルでソースを作りました)

○バター

○卵

○地粉

○パルメザンチーズ

○塩

○胡椒

20121227_4

■作り方

○ニョッキ

かぼちゃ、じゃがいもを茹で、マッシャーでつぶして、バター・卵・地粉を加えます。

耳たぶくらいの堅さになるように地粉の量で調節します。

たまごサイズ位を手に取り、筒状に伸ばして、一口大にカットします。

丸めてお好みの形に整えてできあがり。

あとは大きめのお鍋で茹でましょう。浮いてきたらニョッキの完成です。

ニョッキ

○トマトソース

冷凍のトマトソースに塩を適量加え、表面に皮が浮いきたら取り除きます。

そのまま量が半分になるくらいまでコトコト煮込みます。(薪ストーブが最適です)

■完成

ニョッキにトマトソース、彩りにバジルソースを加えてパルメザンチーズをちらしました。

熱々のうちにお召し上がり下さい。

ニョッキ

普段はなかなか落ち着いてできない手作り料理。

花野辺の静かに流れる冬の時間の中で、ほかほか料理づくりはいかがですか?